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保険は貧乏人が更に貧乏になる仕組み

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日本人は保険好きと言われています。なにはなくとも保険・保険・保険。

保険に入りすぎているな、と私自身も感じています。今日はそんなお話です。

必要な保障の枠が広い

当然、必要な保障は保険で賄うべきではあるのですが、保険会社の営業努力(?)によって、保険に入らずに貯めておいた方が良いと思うようなケースの方も「とりあえず保険加入」という形で入ってしまっているのを見かけます。

保険加入の是非は一旦置いておいて、保険は基本的に損をする仕組みであることをお伝えします。

(当然ですね。保険の役割は得をすることではなく、大きなリスクに備えるためですから)

保険金の手数料は?

保険を支払った際に、払った全額が誰かの保険金として払われるわけではありません。

1万人から1万円の保険料を貰ったら1億円になりますが、そのうち経費や保険会社の利益が発生して、実際に保険料として支払われるのはそのうちの5-8割程度と言われています。5千万円~8千万円程度までしか保険金として加入者に払われないのですね。

少し難しいお話ですが、実際に保険金として支払われる金額のことを「純保険料」、経費や利益などで保険金に充てられない金額のことを「付加保険料」と言います。

「ライフネット生命」さんが、この「付加保険料」率を公開しています。

保険料の内訳もすべて公開しています

要は、支払った保険金のうち2-5割程度は経費として支払っているのです。戻り率は50-80%です。これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれです。保険なのだから資金効率なんて考えるべきではないという方もいるでしょう。

しかし、万が一のためばかりを考えて、保険にたくさん入っていると、その分経費がかかってしまい、通常の生活の方の家計も圧迫されてしまうということになれば、本末転倒です。私たちは保険に入るために生きているわけではないのです。

万が一のために万が九九九九をおろそかにしてはいけません。万が一はしょせん0.01%なのです。

全てのリスクに対応するのは無理がある

保険に入るほど貯蓄スピードは落ちる

低額な保障しかされない保険にも無理して入って、本来できていた貯蓄ができなくなってしまっては、どんどんお金を貯める効率が悪くなってしまいます。

お金がある程度貯まれば、低額な保障は入らずとも貯蓄でカバーするという選択肢も増えるのです。

そうしてお金を貯めてきた方は、効率の悪い保険を貯蓄でカバーすることもできて、必要となる保険の数が減ってくる。戻りの悪い保険に入らなくて済むようになるため、そしてまた更にお金が貯まる体質になる・・・良いサイクルになります。

特に、医療保険などは早めにお金を貯めて解約する方が良いのかな、と私個人は考えています。(保障額が低めであること、100万円程度の預貯金があれば貯金でカバーできること、高額療養費制度などの国の制度も併用できることが主な理由です)

経費がかかるのは当たり前

一つ勘違いしないでほしいのですが、保険という仕組みは生きていく上で必要です。

国の年金保険、健康保険なども必要なものです。(国を嫌いだという方は不要だ・損だと言いますが、かなりのケースで大多数がお世話になるものです。ないがしろにしてはいけません)

高額な経費をかけてまで、必要な保障かどうか、ということを再度考えてほしいのです。

全ての保険を解約しろというのではなく、それだけの経費をかけてでも加入する必要がある。ということを認識した上で加入しましょう。

一般的なサラリーマンにおいて、火災保険、個人賠償責任保険、自動車保険、子供がいる場合の生命保険などは必要だな、と個人的には感じています。

保険の考え方を勉強するのにおススメの書籍

後田亨さんという方が、日経のコラムや書籍で保険のことについて触れています。

保険の真実を追求されている方で、消費者の方は一度読んでみることをおススメします。

その上で、必要と思える保険には加入すればよいと思います。

生命保険は「入るほど損」?!
後田 亨
日本経済新聞出版社
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まとめ

今日は保険について少しお話しました。

以上、「保険は貧乏人が更に貧乏になる仕組み」のエントリでした。最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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